いよいよIPRSが始動します。
慢性疼痛を多職種で考える会Vol.1と題しまして、IPRS活動の第一弾とさせていただきます。
疼痛は多くの医療従事者が長期にわたって関わってきたテーマです。
2020年、国際疼痛学会では41年ぶりに疼痛の定義が「(痛みは、)実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験 」のよう改訂されました。
医療職種の中でもブラックボックスに近い形となっていましたが、今回の改訂によってより一層痛みの複雑さへの視点が増し、他職種での共通言語・共通理解の必要性が感じられます。
しかし、疼痛治療に対して患者の48.4%が医師の診療に満足していないという現状があります。また、疼痛における多職種連携はまだ十分とは言えず、専門性と共に他職種の理解も求められています。
今回は臨床医として疼痛治療に長年携わり、また医師向けの研修会を多数行ってこられた習田武史先生に、近年の疼痛治療の新常識とも言える疼痛の基礎について、ご講義いただきます。生物心理社会的な解決を目的とした習田先生の医師としての見解は疼痛治療解決の糸口として様々なヒントが得られことと思われます。
皆様、万象くりあわせの上、ぜひご参加ください。
<講義内容>
・疼痛とは
・急性疼痛
・慢性疼痛
・薬剤の重要性
・画像所見について
・運動療法の重要性
・医療職が知っておきたい取組み
・IPWの理想と現実
<講演>
習田武史 先生
一般財団法人 神戸マリナーズ厚生会 ポートアイランド病院 副院長
整形外科 医師
<座長>
比嘉菜津美 先生
一般社団法人国際統合リハビリテーション協会 会長
作業療法士
開催日:2022年1月18日(火)20:00〜21:00
Web公開(限定公開とします)
対象職種:医療介護国家資格保有者
受講料:2,000円
申込期限:2022年1月18日(火)20:00まで
主催:疼痛多職種連携研究会
共催:(一社)国際統合リハビリテーション協会
後援:株式会社OMGコーポレーション
株式会社チャートウェルヘルスケア
Mindray Global
お申し込みはこちら
https://iprs1.peatix.com/view